ライフステージで、部屋に求めるものはこんなに変わる

一人暮らし、同棲、結婚。
ライフステージが変わるたびに、部屋に求めるものも驚くほど変わってきました。
初めての一人暮らしでは家賃と部屋の設備を最優先に。
同棲では、貯金をするために通勤のしやすさよりも家賃の安さを重視し、結婚した今は、将来の暮らしまで少し先を見据えて部屋を選ぶようになりました。
引っ越しを3回経験して気づいたのは、部屋選びの正解は一つじゃないということです。
この記事では、一人暮らし・同棲・結婚それぞれのライフステージで重視したポイントと、今振り返って思うことをまとめました。
一人暮らしで重視した部屋選びのポイント
家賃
都内で保育士として働いていた私ですが、一人暮らしの家賃は手取りの約4割でした。
家賃が高すぎるのも生活が苦しいですが、家賃が安め(手取りの3割以内)かつ希望の条件を満たすお家はなかなか見つからず・・・
贅沢はできないけれど、生活には困らず、なんとか貯金もできるギリギリのラインの家賃を考えた結果、手取り4割の家賃のお部屋に決めました。
ただ、一人暮らし期間の約1年半の間で、溜まったお金は約30万円ほど。
当時の一人暮らしの部屋に住んで後悔はありませんが、やはり家賃を抑えられるなら抑えた方が、日々の暮らしや心にも余裕ができるとは思います。
部屋の設備
家賃がやや予算オーバーでも、私が譲れなかったお部屋の条件は「2階以上」と「バス・トイレ別」、「独立洗面台」、そして「築浅」です。
2階以上
女性の一人暮らしということで、セキュリティ面で2階以上を希望していました。
その代わりにオートロックがついていない物件でしたが、2階以上だったので外を歩いている人から部屋の様子は見えないし、こちらも気にする必要がなくて気が楽でした。
当時は怖い思いをしたことはなかったですが、2回目、3回目の引っ越しでオートロック付きの物件に住むと、やはり1人暮らしでもできることならオートロックが付いている方がいいなと感じます。安心感が段違いです。
今では2階以上よりもオートロック付きの方が重要性が高いと感じています。
バス・トイレ別/独立洗面台
「バス・トイレ別」と「独立洗面台」はどちらも絶対に譲れない条件でした。
ユニットバスは掃除が楽とも聞くし、家賃も抑えられると思うのですが、どうしても気持ちよく使える気がしなくて・・・
結果、多少家賃が上がってもどちらの条件にも当てはまるお家に住んで、全く後悔はないし、こだわってよかったなと感じました。
逆にユニットバスでも大丈夫という人は、そこを条件に入れないだけでもグッと家賃が抑えられると思うので、それぞれの価値観に合わせて決めたらいいかと思います。
築浅
これはただただ「新しくて綺麗なお家に住みたい!」というシンプルな理由です。
やっぱり1日の長い時間を過ごすお家だから、帰ってきたいと思えるお家が良くて、私にとってはそれが築浅の物件でした。
一人暮らしでは築1年のお家に住んでいました。
立地と通勤のしやすさ
私は当時港区に職場があり、先ほど挙げた条件に合うかつ職場から近い物件は家賃が高すぎて到底住めず・・・
少し距離がありましたが、電車で乗り換えなし約45分で行ける埼玉県に住んでいました。
電車に乗っている時間は長いですが、乗り換えなしで座って通勤できるのでそこまで苦ではなくストレスも感じずに暮らすことができていました。
最寄りの駅前にはスーパーとドラックストア、飲食店やコンビニが数軒あるのみ。
お店は充実しているとは言い難かったですが、生活に必要なお店は最低限揃っていたので困ることはなかったです。
同棲で気づいた「ふたり暮らしならでは」の部屋選び
通勤のしやすさよりも家賃の安さ
結婚を見据えての同棲だったので、お金を貯めるため、通勤のしやすさよりも家賃の安さを重視してお家探しをしました。
私の職場は変わらず港区でしたが、大学院生だった彼の通学も考慮して千葉県で同棲を開始しました。
私の通勤は電車だけで1時間、トータル約1時間20分ほど。
さすがに大変でしたが、このお家での生活は2年という期限が決まっていたし、電車も座れることが多かったのでなんとか頑張ることができました。
その分家賃は抑えることができ、2人の収入の約2割に収まり、一人暮らしの時より貯金もしっかりできました。
間取りは1LDKにして正解だった
彼が家で作業をすることも多かったので、できれば2LDKがいい、だけどそうすると家賃が高くなる・・・
でも、寝室と生活スペースは絶対分けたかった私たちが選んだのは1LDK。
結果、家賃も抑えられたし、生活のオンオフもしっかり作ることができたのでちょうどよかったです。
収納の多さは大切
元々、物を多く持たない彼と、実家では溢れかえった物に囲まれて生活していた私。
彼に倣って物を減らしつつ、物をしまう「収納」がたくさんあったことで、自分が必要と思うものは残したまま、二人暮らしでも心地よく暮らせたような気がします。
同棲時代の部屋には、リビングにクローゼット、寝室にウォークインクローゼットがあり、床下収納もたくさんあったので物の置き場に困らずに済みました。
結婚後、「ずっと住みたいと思える」部屋選びのポイント
将来のライフプランを考えた間取り
結婚し、夫の職場に通いやすい都内へ3回目の引っ越し。
今住んでいる部屋は2LDKで、2人で住むには広いような気もしますが、将来的に子供が生まれてからも住み続けられるような余裕のある間取りにしました。
同棲の時は「今の2人が暮らしやすいか」だけで見ていましたが、結婚してからは「数年後の自分たち」も想像してお部屋を決めました。
ちなみに家賃は夫の会社の社宅制度を利用しているので、手取りの1割ほどに抑えることができています。
夫婦それぞれのスペース
間取りが2LDKになったことで、空間に余裕が生まれ、それぞれの集中スペースのための作業部屋を設置することもできるようになりました。
同棲時代は2人ともリビングにいることがほとんどでしたが、今ではそれぞれの時間をそれぞれの場所で過ごすこともできるようになり、だからこそ2人で過ごす時間もさらに大切にできると感じています。
職場へのアクセスの良さ
私たち夫婦はどちらも平日毎日職場に通っているので、いかに日々の通勤のストレスをなくしていくかがお互い機嫌良く過ごすために大切なことだという共通認識を持っていました。
そこで、部屋探しで一番大切にしていたのが職場へのアクセスの良さでした。
今は夫も私も職場まで電車で約20分、乗り換えなし、朝早めに家を出ていることもあって混まない電車に乗ることができているのでストレスフリーです。
通勤の楽さは、夫婦の余白の時間につながっている気がします。
引越し3回して分かった「部屋選びでやるべきこと」
「内見」も大事だけど、「外見」も大事な理由
実は私の一人暮らしの物件は内見せずに決めました。
私が物件を紹介してもらった時には、まだ前の入居者の方が住んでいたので内見できず・・・不動産会社の方に”前の方が退去する前に他の人が決めてしまいますよ”と言われ、悩んだ末、内見せずにそのお家に決めました。
結果、その部屋に住んで後悔はなかったですが、「引っ越してから分かったこと」も結構ありました。
私の場合は部屋の雰囲気や設備は思った通りだったのですが、想定外だったのは「周辺環境」。
夜は思ったより家までの道が暗くて、住宅地だったので人もあまり歩いておらず・・・だけど建物の近くに国道があったので、車の音は結構していました。用水路や森林も近くにあったので虫問題も・・・。
周辺環境は、内見はできなくとも物件の周りを見に行く「外見」をすればわかることも多かったなと反省し、今では内見と同じくらい物件の外見も大事だと感じています。
複数の不動産会社に行くべき
2回目の引越し(同棲)では、SUUMOで良さそうな物件をあらかじめリサーチしていました。
はじめに行った不動産会社でその物件が空いているか聞いたところ、その場で物件の管理会社に連絡してくれたのですが”あいにく埋まってしまった”とのこと。
残念でしたが、仕方がないので他の物件を紹介してもらい内見もしましたがビビッと来なかったので一旦保留に。
午後は別の不動産会社とのアポがあったので、ダメ元で気に入っていた物件に空きがないか聞き、管理会社に連絡してくださったところ、実際はその物件は空いていて、別の不動産会社の専任物件だったことが発覚したのです。
おそらく、1軒目の不動産会社でも管理会社からそういう説明があったけど、都合が悪かったので”埋まってしまった”ことにしたのかなと思ってしまいました。(あくまで憶測ですが)
午後に行った不動産会社の方がとても親切な方で、その物件の専任の不動産会社に繋げてくださり、無事その日のうちに契約まですることができました。
1つ目のところしか行っていなかったらその物件に住むことはできなかったので、複数の不動産会社に行くべきだなと強く感じた経験でした。
部屋は、ライフステージによって「正解」が変わる

一人暮らし、同棲、結婚とライフステージが変わるたびに「理想の部屋」も変わってきました。
その時はベストだと思って選んだ部屋でも、環境や価値観が変わると重視したいポイントも変わってきます。
だからこそ、部屋選びは「今の自分」だけでなく、「これからの自分たち」を少しだけ想像しながら考えるのがおすすめです。
完璧な正解はなくて、その時々の暮らしにフィットする部屋が”正解”だと思います。
今の私たちにちょうどいい部屋で、これからもふたりの暮らしを楽しんでいきたいです。


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